Adobe AIR は、Adobe Systemsが提供している、デスクトップ・リッチインターネットアプリケーション (RIA) およびスマートフォン・タブレット・スマートテレビ向けアプリケーションを開発・実行するための複数のオペレーティングシステムに対応したランタイムライブラリです。
フリーソフト(ダウンロード)
提供元:アドビ・システムズ社
Adobe AIR 必要システム構成
Windows
2.33GHz以上のx86互換プロセッサー(ネットブックではIntel® Atom™ 1.6GHz以上のプロセッサー)
Microsoft® Windows® XP Home、Professional、Tablet PC Edition SP 3、Windows Server® 2003、Windows Server® 2008、Windows Vista® Home Premium、Business、Ultimate、Enterprise(64-bit版を含む)SP 2またはWindows 7
512MB以上のRAM(1GB以上を推奨)
Adobe AIR の特徴
Adobe AIR は、アドビ・システムズ社が提供する最新のデスクトップ・アプリケーション/ウィジェット実行環境です。
Adobe AIR ランタイムを使用すると、同じコードをiPhone、iPad、Kindle Fire、Nook Tablet、その他のAndroid™デバイス向けのネイティブアプリにパッケージ化し、5億を超えるデバイスを対象とするモバイルアプリストアに。
OSを超えた動作が可能です。
Windows XPに限らずWindows VistaやMacOSX、Linux上でも動作するデスクトップ・ウィジェットを
単一の開発技術で開発できます。
クライアント開発技術に既存技術を流用可能。
Flex、Flash、ActionScript、HTML、JavaScriptなどの技術を流用可能です。
多様なサーバ側の開発技術
サーバサイドの開発技術もクライアントサイド(=AIR)の開発同様に技術が選べます。
ポピュラーなJava はもちろん。Flex同様にAIRのサーバ側をPHPやPerl、Rubyや.NETで構築も可能です。AIRはサーバ処理のないデスクトップで単体で動くアプリケーションも作れます。
新しいマッシュアップの可能性
AIRの内部にはHTMLやPDFを再生する技術が入っており、それらを「オブジェクト」として扱うことが可能です。例えば、特定のWebサイトのページをAIRの中で開いて、その画面をくるくる回転させたりすることができます。GoogleマップやYahoo! Mapsなどのような「HTMLで作られているアプリケーション/サービス」をAIR上で同時に表示して組み合わせて新たなアプリケーション/サービスを構築することも可能です。
「デスクトップ」との連携
AIRはデスクトップ・アプリケーションですので、ローカルのリソースと連携できます。その中でも分かりやすいのは「デスクトップとの連携」機能です。デスクトップ上のExcelファイルをAIRウィジェットにドラッグ&ドロップして、テーブルでその内容を表示するようなアプリケーションを開発することも可能です。逆に、AIRウィジェットのテーブルに表示されているデータをドラッグ&ドロップでデスクトップ上に保存するようなアプリケーションを開発することも可能です。